浦和レッズブッフバルト新監督が来日した。いろんな意味で、楽しみ。期待と不安がいりまじってるけど、そんなことやってみないとわからない。いくらいい選手が揃っていたとしても、"絶対"がないのがサッカー。サッカーの魅力の一つがそこにあると思う。個々の能力も必要だけど、それ以上にチームとしてどういう方向に進んで行くのかが重要になる。実際プレーしてみるとわかるけど、明らかに格下の相手でも自分たちが噛み合わないときもあるし、強い相手とやって、すごいうまくはまるときもある。だから、面白い。
ブッフバルトの印象は、とにかくすごい。ちょっと詳しくは覚えてないんだけど、まだ駒場参戦3度目くらいの96年4月3日のガンバ大阪戦。怪我をしてたけど本人は出るって言ってたんだけど、オジェックが出さなくて始めてベンチスタートだったのかな。あれ以来、ベンチにいたことってあるのかな、ギドが。前半1-0で折り返して、後半からギド登場。前半は正直しまりのない試合だったけど、ギドが入って一気に雰囲気が変わった。おれたちのバインが芸術的な2ゴールを決めて逆転(おれが行くとバインが決めるというジンクス!!)。さらにギドがダメ押しとなるゴールも決めちゃった。あとでインタビュー記事みたいのを見たら、プライドが傷ついたって。本当にすごい人だと思った。
サッカーを知らなくても、ギドのプレーを観たら「すげー」って言っちゃう人が
多いんじゃないかな。そんなギドがどういうチームを作ってくれるのか、楽しみ。監督経験がないとか言われてるけど、そんなのやってみないとわからないし。とにかくおれは応援する。がんばれ、おれたちのギド、そしていつまでもおれの心の中で輝き続けろ、おれたちのウーベ・バイン!!