研究する環境ってすごく大切だと思う。研究の分野に大きく依存するとは思うけど、設備とか、いろいろ。企業の研究所とかは行ったことないからどうなのかわからないけど、大学の研究室って、研究室によって雰囲気が違う。人がすごくたくさんいて、みんなでワイワイやってるところもあれば、個人で黙々と進めるところもある。その雰囲気を決める大きな要因の一つが、指導教官だとおれは思ってる。
うちの先生はすごい。自分がこんなにも興味をもって研究に取り組めるのも、先生の存在が大きい。研究に対してのコメントがいつも的確すぎる。最初に書いた要旨も、ただ自分で書いたらいいんじゃなくて、先生がチェックして校正してくれる。できたと思ってだすけど、昔懐かしい赤ペン先生状態で、真っ赤になって返ってくる。ちょっとした表現、構成とかをはじめて見た人が理解できるかどうかという客観的な立場で校正してくれる。
この前なんか、夜中の2時過ぎまで付き合ってくれた。奥さんだって子供だっている。教育に関して世の中でもいろいろ騒がれてるけど、少なくともうちの先生はすごい。そんな先生の期待に応えるためにも、おれがんばる。おれたち、がんばる。