別れと出会い

ドイツ土産でもらったバイエルンのドリ

ちょっと早い気もするけど、1月も今日で終わり。季節は春を迎えようとしている。春っていろいろ。草木も芽を出し、まだちょっと寒いけど、さわやかな風が吹く。そんな中で、環境が変わる区切りの季節でもある。卒業(順当にいけば)。別れっていうのは誰にでもあるもんだけど、正直あまり迎えたくないもんだ。研究室によるんだろうけど、うちの研究室は昼に一緒に御飯を食べに行ったり、飲み会に行ったりということがあまりない。でも、一年も一緒にいれば、やっぱり愛着がでてくる。
学部のとき、研究室ではほとんど会話がなく、たまに誰かが面白くないことを言ってもっと気まずくなるような雰囲気の中、こういう季節を迎えてた。でも、卒業を意識した2月、急に別れが寂しくなった。別に何も一緒にやってこなかったやつらだけど、居なくなると思うと寂しいもんなんだって思った。今もおれは、そういう感覚を抱きつつある。来年からはドクターなので、同じ学年の友達は一人も居なくなる。卒業していく友達だって、会社に入って新たなスタートを切る。おれなんかより、ずっと大変な道を、みんなは歩む。だから、がんばる。
逆に出会いだってある。研究室に新しく入ってくる人もいる。未熟ながら書けるようになったプログラムとか、研究のこととか、ドクターとして後輩に還元しつつ、一日も早くみんなが居心地がいいと感じる研究室に、していきたい。その前に、卒業。